青焼き図面には設計図面や地図図面などがあり、それぞれ立面図や平面図、配線図や配管図、地形図や都市計画図などの種類があります。
電子化の対象となる図面の多くは青焼きと呼ばれる紙図面が多く、青い発色の感光紙です。
紙厚は一般的なコピー用紙よりも厚いため丈夫ですが、永年の劣化により変色や破れなども多く、取り扱いには十分な注意が必要です。
劣化による変色への対応

青焼き図面は現像時の状況やその後の保存状況により、細線が消えてしまっている場合があります

2値でスキャンすると細線は消えてしまい、再現度が著しく低下することがあります

グレースケール(256階調)ではデータサイズが大きくなり、線画としても使えません

青焼き図面用のスキャナであれば2値でも細線まではっきりと再現することができます