古地図や書画をスキャンする方法

古地図や書画をスキャンする方法

古地図や書画をスキャンする方法

和紙は古くから様々な歴史と文化を伝えるために広く利用されてきました。
これらの原稿は地理、歴史、文化を後世に伝える重要な役割を果たしています。
古地図は古いものでは江戸時代の町や村の詳細資料など歴史資料として多くが博文館等で管理されています。
また、書画においても書道や絵画などで和紙が使われることも多く、文学作品、芸術作品、古典文学や詩歌等さまざまな種類があります。

和紙などの古い原稿は脆く最もデリケートな原稿です。
作業前にスキャナの清掃や手袋の着用が必須となり、特に古いものや劣化が激しい場合には湿度・温度の管理も必要です。
スキャン作業が出来ないほど傷んでしまった原稿の場合は、必要に応じて補修してから作業を行うのも一つの方法です。
その場合もテープなどを貼ることはお勧めしません。
和紙や古い原稿の補修には専用のテープや裏打ち等で行うことを推奨しています。

一般的なスキャナでは困難な原稿

古地図や和紙の原稿を扱う場合にはADF(自動原稿送り装置)やシートスキャナ(原稿をローラー巻き込むスキャナ)は使用を控えるべきです。
これは原稿を傷めることを防ぐためであり、ガラス面に置く場合でも慎重に作業を行う必要があります。
古地図や書画の多くは規格サイズではない為、一般のコピー機(A3機)でスキャンするためには分割する事がほとんどです。
もちろん分割された画像データを張り合わせる為には画像処理ソフトでの接合作業が別途必要になります。
前述のとおり非常にデリケートな作業のため、一般的なシートスキャナ(広幅)にも通すことは出来ません。

古地図や書画の原稿には非破壊スキャンをお勧めします

古地図や書画といった貴重な資料をスキャンするためには専用スキャナによる非破壊スキャンを推奨しています。
これには専用のブックスキャナやフラットベッドスキャナを使用することで電子化することが可能です。
古い和紙原稿の中にはA1判を超えるA0判のものもありますが、その場合には国内最大のA0判のフラットベッドスキャナを使用することで対応が可能です。

さらに詳細な電子化の内容はこちら【古地図スキャン】をご覧ください。

デジカメで撮影する

二つ目の方法として高解像度のデジカメで撮影する方法もあります。
スキャナが適さない場合は意外と有効な手段といえます。原稿を平らな場所において撮影します。
この場合、三脚や照明などを利用して、歪みを極力抑えて全面に均一に光が当たるようにして撮影します。
一般的に古地図や書画といった原稿を電子化する場合は高解像度でスキャンし、色彩や細部を忠実に再現する為に画像を圧縮せずに保存することが推奨されています。

この記事の監修者

株式会社エビス
JIIMA 文書情報管理士1級立山 裕二

株式会社エビスに入社後、他業務から6年前営業職に携わっております。文書情報管理士1級の資格を取得し、文書管理や情報セキュリティに関する知識を活かして、業務効率化や付加価値の高いサービスの提供に注力しています。
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