図面製本の種類と壊れ方
図面製本には幾つか種類があります。
代表的なものは観音製本と上製本です。


このほかにも2穴金具を取り付けた金具バインダーやネジ留めのビス留め製本、 観音製本の表紙をハードカバーにした観音上製本などがあります。
図面製本の再製本方法
観音製本の再製本

観音製本の場合は使用頻度が多いため特に傷みが激しいのが特徴です。
開いた左右が割れているもの、背がバラバラになっているものが多く見受けられます。
観音製本は図面が糊で接着されていますので分解できるかどうかが焦点です。
分解できる場合には、破れた図面を補修かコピーに差し替えて製本し直します。
分解できない場合には、全てコピーに差し替えて製本し直します。
製本原稿なのでスキャナはBOOKスキャナかフラットベッドスキャナを使用します。
ほとんどの場合表紙は劣化していますので新しい表紙に新調することになります。
上製本の再製本
上製本の使用頻度は観音製本ほど多くありませんが、中の図面が傷むのが特徴です。
上製本は主に中の文書類に合わせてB5判やA4判の仕上がりが主流です。
よってそれよりも大きな図面は折り込んで中に入っています。
このとき開くことが出来るようにファイル折と呼ばれる特殊な折り方をしてあります。
大きな折図面を開いたり閉じたりすると綴じてある部分に負荷が掛かって破れることがあります。
多少であればテープによる補修で賄うことができます。
傷みが激しい場合には製本を分解して再製本します。

観音製本とは異なり、本身(書類や図面)を糊で接着していないのでシートスキャナでOKです。
但し表紙や工賃は観音製本よりも高額になります。
契約書でなければ本身に2穴パンチで穴をあけて市販のファイルに綴じるのも良いでしょう。
※上製本の契約書には改ざんを防ぐ役割があります
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