料金の仕組み
図面電子化の料金が決まる5つの要素をご紹介します。
図面サイズ
A4・A3などの一般的なサイズから、A2・A1・A0などの大判図面、長尺図面まで、サイズによって料金が異なります。
枚数
数十枚から数千枚・数万枚まで、 図面の枚数や総量によって作業工程や料金が変わります。
カラー/モノクロ
図面の内容や利用目的に合わせて、カラー・モノクロの適切なスキャン方法を選択します。
原稿状態
製本・折り畳み・破れ・汚れ・劣化など、原稿の状態によって必要な作業が異なります。
PDF/CADなどの納品形式
PDF・TIFF・JPEG・CADなど、 納品形式やデータ加工の内容によって料金が変わります。
1.図面サイズ
図面電子化では、A4・A3などの一般的なサイズから、A2・A1・A0などの大判図面、さらに長尺図面まで、サイズによって料金が異なります。
大判図面は専用の大判スキャナーを使用する必要があり、一般的な複合機では対応できないサイズもあります。
例えば、A4サイズの文書とA0サイズの建築図面では、使用する機器や作業方法が異なるため、同じ「1枚」でも電子化にかかる手間が変わります。
また、図面製本やファイルに綴じられた図面の場合は、製本を解体してスキャンするのか、解体せずに非破壊スキャンするのかによっても料金が変わります。
そのため、お見積りの際には「A1が何枚、A2が何枚」というように、サイズ別の枚数をお知らせいただくと、より正確な料金を算出できます。
2.枚数
図面電子化の料金を決めるうえで、電子化する図面の枚数・総量も重要な要素です。
数十枚程度の小規模なスキャンと、数千枚・数万枚に及ぶ大量の図面電子化では、作業工程や管理方法が大きく異なります。
特に大量の図面では、スキャン作業だけでなく、
- 原稿の仕分け
- 順番の整理
- ファイル名の設定
- データの検品
- フォルダ分け
- 納品データの整理
などの作業が発生する場合があります。
一方で、まとまった数量を一括してご依頼いただくことで、作業を効率化して1枚あたりの単価を抑えられるケースもあります。
「図面が何枚あるか正確には分からない」という場合でも、箱やファイル単位でのおおよその数量が分かれば、お見積りの参考にできます。
3.カラー/モノクロ
カラーでスキャンするか、モノクロでスキャンするかも図面電子化の料金に影響します。
モノクロ図面であれば、線や文字を明瞭に読み取ることを重視した設定でスキャンできます。一方、カラー図面では、線の色分けや着色、写真、注記などの色情報もデータとして残す必要があります。
例えば、
- 青焼き図面
- 白焼き図面
- CAD出力図面
- カラーで色分けされた設備図
- 写真や色付きの注記がある図面
など、原稿によって適したスキャン設定は異なります。
「カラーのほうが高画質だから、すべてカラーでスキャンしたほうが良い」とは限りません。電子化後の利用目的に合わせてカラー・モノクロを選択することが、品質とコストの両方を考えるうえで重要です。
必要以上に高解像度・フルカラーで電子化すると、データ容量が大きくなり、保存・管理にも負担がかかります。
4.原稿状態
図面電子化では、原稿がどのような状態で保管されているかによって作業内容が変わります。
例えば、以下のような原稿です。
- そのまま1枚ずつになっている図面
- 図面ファイルに綴じられているもの
- 製本された図面
- 折り畳まれている図面
- 長期間保管され劣化している図面
- 破れ・汚れ・シワがある図面
- 青焼きや古い白焼き図面
- 和紙などの取り扱いに注意が必要な原稿
原稿の状態によっては、スキャン前の整理やクリーニング、折り目を伸ばす作業などが必要になる場合があります。
また、貴重な図面や劣化した原稿を傷めずに電子化したい場合は、原稿を分解しない「非破壊スキャン」が適しています。
一方、大量の図面を短納期で電子化する場合には、製本を解体して効率的にスキャンする方法が適している場合もあります。
このように、「どのような原稿を、どのような方法でスキャンするか」によって作業時間が変わるため、料金にも影響します。
5.PDF/CADなどの納品形式
図面電子化では、単にスキャンした画像を納品するだけでなく、どのような形式でデータを納品するかも料金を左右します。
一般的な図面スキャンでは、PDFやTIFF、JPEGなどの画像データとして納品するケースが多くあります。
一方で、元の紙図面をCADデータとして利用したい場合には、ラスターデータをベクターデータへ変換する「ラスベク変換」など、スキャンとは別の工程が必要になる場合があります。
また、PDFの場合でも、
- 画像PDF
- OCR処理を施した検索可能PDF
- 1図面1ファイル
- 複数図面をまとめたPDF
など、納品仕様によって必要な作業が異なります。
そのため、「PDFで納品してほしい」「CADデータにしたい」というだけでなく、電子化したデータを何に使うのかまでお伝えいただくと、用途に適した仕様をご提案できます。
例えば「A1図面100枚ならいくら?」
1.A1サイズの白焼き図面100枚
単純にA1サイズの白焼き図面100枚をモノクロ・300dpi・PDFでスキャンするのであれば
基本料金2,200円+100枚×330円=35,200円
2.見開きA1サイズの観音製本100枚
見開きA1サイズの観音製本の図面100枚をモノクロ・300dpi・PDFでスキャンするとなると、BOOKスキャンになりますので
基本料金2,200円+100枚×440円=46,200円
3.A1サイズのカラー図面100枚
A1サイズのカラー図面100枚をカラー・400dpi・JPEGでスキャンするのであれば
基本料金2,200円+100枚×440円=46,200円
同じモノクロ原稿でもペラの図面と製本図面では料金が異なるほか、A3サイズ以下の原稿の場合には、手置きとADF(自動原稿送り)使用で料金が異なります。
図面スキャンは原稿状態やサイズ、モノクロやカラーによって単価が変わりますので、お問合せの際には原稿の状態やサイズなどの仕様をお聞かせください。
図面電子化では、料金だけを比較するのではなく、必要な品質と用途に合った仕様になっているかを確認することが重要です。
例えば、社内で図面を閲覧・検索するだけなら、必要以上に高解像度・高容量のデータにする必要はありません。一方、将来的な図面の再利用やCADデータ化を想定している場合は、最初の段階で適切な仕様を選んでおく必要があります。
また、古い青焼き図面や劣化した図面では、単純にスキャンするだけでは線や文字が見えにくくなることがあります。
「何のために電子化するのか」
↓
「どのようなデータが必要なのか」
↓
「そのためにどのようなスキャン仕様にするのか」
という順番で考えることで、無駄な費用を抑えながら、使いやすい電子データを作ることができます。
正確な料金は原稿を確認してお見積りします
図面電子化の料金は、サイズ・枚数・カラー/モノクロ・原稿状態・納品形式の5つの条件によって大きく変わります。
そのため、料金表の単価だけでは判断しにくい場合があります。
「A1図面を約500枚電子化したい」「古い青焼き図面をPDFにしたい」「製本された図面を電子化したい」「スキャンした図面をCADデータとして利用したい」など、具体的な条件が分かれば、用途に合わせた電子化仕様をご提案します。
図面の種類・サイズ・おおよその枚数・希望する納品形式をお知らせください。
大量の図面電子化についても、お気軽にご相談ください。
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